300円ぐらいで1.8kg入っているムギを、着色してみました。
ムギの着色方法
スーパーなどに売っている着色料を使います。ムギは釣具店に売っています。
着色料を水に溶かし、ムギを投入します。
満足できる色合いになったら、オーブンで15〜20分加熱して乾燥させます。
これで出来上がり。長期保存が可能です。
私が買った着色料は一袋2gでした。1.8kgを着色するには一袋半から二袋必要でした。
仕上がりはこのようになります。赤と黄色を作ってみました。
ネリエとの同調をさらに高める
私は黄色のネリエをよく使います。
マキエとネリエが似ていると、違和感なく食ってくるかもしれません。
パラパラと沈下する着色ムギを見て、チヌやマダイは興味を持ったり見慣れたりします。
そのうちもっと美味しそうなネリエを発見すると、躊躇なく食うというイメージです。
少し前、マダイを釣って捌いた時、胃の中には黄色のネリエがありました。
しかし、そのマダイは茶色のネリエで釣ったものでした。
おかしい。これは、おかしいというわけです。
考えられる理由は次の通りです。このマダイは茶色のネリエに食いつく前に、海底に落ちていた黄色のネリエを食っていたのです。
柔らかく練ったネリエは、仕掛け回収時に針から外れてしまいます。
このマダイは、それを食って味を占めたのでしょう。
もしかしたら、オキアミがサシエであれば、釣れなかった魚かもしれません。
何が言いたいかというと、針外れした黄色のネリエと、その後投入した茶色のネリエが、ある種の同調をみせたのだと言えるかもしれないということです。
ちなみに、この日はマダイを二枚釣りましたが、一枚は茶色のネリエ、もう一枚は茶色と黄色のマーブルでした。
赤色のネリエと加工オキアミには無反応でした。
見た目としてはネリエと比較的似ている着色ムギを、海底に散らばらせ、同様の同調を実現できないかという試みです。
これが、着色ムギを試みた理由の一つです。
【追記2023/2/10】
さて、この記事を投稿した当時からずいぶん経ちました。
効果のほどはどうなのでしょうね。
黄色く着色したから効果があったとか、効果はないとか未だ言えない状態です。
こういうのは自己満足的意味が大きいですね。