全層釣法のフカセ釣りでチヌを釣る!!

全層釣法・全遊動釣法でチヌを釣るための覚書

【フカセ釣り】着色ムギの自作法 ネリエとの同調をさらに高める試み

 

 300円ぐらいで1.8kg入っているムギを、着色してみました。

 

ムギの着色方法

 スーパーなどに売っている着色料を使います。ムギは釣具店に売っています。

 

 着色料を水に溶かし、ムギを投入します。

 

 満足できる色合いになったら、オーブンで15〜20分加熱して乾燥させます。

 

 これで出来上がり。長期保存が可能です。

 

 私が買った着色料は一袋2gでした。1.8kgを着色するには一袋半から二袋必要でした。

 

 仕上がりはこのようになります。赤と黄色を作ってみました。

f:id:ExcellentCuber:20200921173237j:plain

 

ネリエとの同調をさらに高める

 私は黄色のネリエをよく使います。

 

 マキエとネリエが似ていると、違和感なく食ってくるかもしれません。

 

 パラパラと沈下する着色ムギを見て、チヌやマダイは興味を持ったり見慣れたりします。

 

 そのうちもっと美味しそうなネリエを発見すると、躊躇なく食うというイメージです。

 

 少し前、マダイを釣って捌いた時、胃の中には黄色のネリエがありました。

 

 しかし、そのマダイは茶色のネリエで釣ったものでした。

 

 おかしい。これは、おかしいというわけです。

 

 考えられる理由は次の通りです。このマダイは茶色のネリエに食いつく前に、海底に落ちていた黄色のネリエを食っていたのです。

 

 柔らかく練ったネリエは、仕掛け回収時に針から外れてしまいます。

 

 このマダイは、それを食って味を占めたのでしょう。

 

 もしかしたら、オキアミがサシエであれば、釣れなかった魚かもしれません。

 

 何が言いたいかというと、針外れした黄色のネリエと、その後投入した茶色のネリエが、ある種の同調をみせたのだと言えるかもしれないということです。

 

 ちなみに、この日はマダイを二枚釣りましたが、一枚は茶色のネリエ、もう一枚は茶色と黄色のマーブルでした。

 赤色のネリエと加工オキアミには無反応でした。

 

 見た目としてはネリエと比較的似ている着色ムギを、海底に散らばらせ、同様の同調を実現できないかという試みです。

 

 これが、着色ムギを試みた理由の一つです。

 

【追記2023/2/10】

 さて、この記事を投稿した当時からずいぶん経ちました。

 

 効果のほどはどうなのでしょうね。

 

 黄色く着色したから効果があったとか、効果はないとか未だ言えない状態です。

 

 こういうのは自己満足的意味が大きいですね。