PEラインとサルカンの結束
結論としてはトリプルクリンチノットがおすすめです。
ダブルクリンチノットの弱点
私はこれまでPEライン0.8号をダブルクリンチノット(道糸への巻きつけ回数は5回)でサルカンに結んでいました。
チヌとのやりとりで結び目が滑ることは一度もありませんでしたが、根がかりにはやや弱いという弱点はありました。
1.5号のハリスで根がかりしたときには、PEの結束部が滑って解けてしまうことが何度かありました(多くの場合、根がかりは無事外せるのですが)。
引っ張り強度として、ハリス側よりも道糸側のほうが弱いのは問題ではあります。
検証の結果:トリプルクリンチノットなら十分
そこで、いくつか検証を行いました。
PE0.8号をトリプルクリンチノット(巻きつけ回数は7回)でサルカンに結束し、ハリス1.5号をダブルクリンチノットで結んで引っ張りあった場合、ハリス側の結び目で切れることを確認しました。
実際の釣りで根がかりした際、PE側の結び目で解けずに、針のチモトで1.5号のハリスが切れることを確認しました。
また針が大きく開いてしまうほど力が加わった時でもPE結束部は無事です。これも根掛かりして仕掛けを無事に回収した時のものです。これなら地球に勝てます。
このような針が外れてくれない根がかりの場合、ダブルクリンチノットでは必ずPE側が解けていました。