今回触れる内容はチヌ釣りの場合です。
仕掛け一投あたりのマキエ量
私は仕掛け一投あたり、マキエ8杯を撒いています。使っているマキエカップはSサイズ15ccになります。
まずは先打ちマキエを4杯、そして仕掛け投入、さらに後打ちマキエを4杯撒きます。
私はマキエワークとして、エサとり用のマキエは打ちませんので、全て本命ポイントに打ち込んでいます。
8杯を基本とし、状況によって若干増減させることはあります。
マキエの撒く量を増やせば釣れるのか?
毎投12〜16杯を撒いたとしても、釣果が伸びるわけではないというのが、私個人の結論です。
たくさん撒いたからといって、必ずしもチヌが寄るわけでも、食いが高まるわけでもないと思います。
もしかしたら8杯も撒く必要はなく、4〜6杯ほどでもよいのかもしれませんが、ひとまず今は8杯で落ち着いています。
釣れない時のドカ撒き
なかなかチヌの反応がない時、基準とする8杯よりも一時的に多く打ち、変化を加えることは良い方法かもしれません 。
ただし、ドカ撒きがチヌの活性を高めることに繋がったと感じられるケースは、かなり少ないというのが実感です。
厳寒期での撒く回数
厳寒期は低水温であり、チヌの活性は低くなります。体を動かさないため、エネルギーの消費は抑えられ、食欲も減少していることが予想されます。
いつものペースでマキエを撒いていると、せっかく寄ったチヌを満腹にしてしまうおそれがあります。
よって、少なめに打つことが考えられます。例えば、私の場合であれば6杯に減らすなどの工夫が考えられます。
あるいはいつも通り8杯撒き、流す時間は3〜5分ぐらいと長めにとるようにします。
1〜2分で仕掛けを回収した時は、4〜6杯に減らす。5分流した時には8杯撒くというやり方も考えられます。
通常の時期であれば8杯を基本とし、8〜12杯を撒くのに対して、厳寒期は最大でも8杯という風に私はルールを決めています。
用意するマキエの量
私の場合一回の釣行は時間にすると3〜7時間前後です。
用意するマキエはオキアミ半角(1.5kg)、集魚材3.5〜7kgです。
オキアミの量は半角よりも増やすことはありません。釣る時間、季節によって集魚材を増減して調整しています。
チヌはオキアミよりも粉があればよいのです。
なお、冬は仕掛けを長く流す都合で、必要なマキエの量が減ります。