バランサーとは?
全層釣法で用いるアイテムのひとつにバランサーがあります。
これは板ナマリに粘着テープがついており、ウキの下部に貼ることで浮力調整ができるアイテムです。
メーカーから市販のものが売られていますが、やはり割高です。
そのため、私はバランサーを使ったことは一度もありませんでした。二枚潮や上潮の滑り、激流などではウキ変更と落としナマリで対処してきました。
今回はふと思い立ったのをきっかけに、バランサーを自作してみました。
バランサー自作の方法
必要なもの
・第一精工板オモリ 厚手0.4mm
板ナマリの厚みは3種類あります。好みの厚さを選んだら良いと思います。
・PROSELF超強力両面テープ
他に自作している方は、この両面テープを推奨していたのでこれを選びました。
作り方の手順
まず板ナマリを伸ばして汚れを拭き取り、両面テープを貼り付けます。
私の場合は定規を使い、カッターで浅く切れ込みを入れました。あとはハサミを使って切り取ると出来上がりです。
私は一辺が5mmの正方形になるよう切り取っています。
実際にウキに貼り、実験もしてみました。
実際に板ナマリを貼って浮力を確認
一辺5mmにカットしたこの板ナマリを、二枚貼れば0シブのウキは00に、00のウキは000になりました。
また000に一枚貼るとプログレスチヌs4に、もう一枚貼ればs6になりました。
まとめ
とても簡単に作れて、実用性も高そうに感じました。
市販品は高いので自作で十分だと思います。安く大量に作れるので、気楽に使うことができます。
追記:ここのところ、この自作バランサーを使う機会が増え、とても重宝しています。釣りの最中に剥がれることはなく、しかし、剥がそうと思えばきれいに剥がれる程よい粘着力です。使い勝手の良さが実釣で確認できたため、書き加えておきます。(2020年12月27日)