全層釣法のアタリの取り方
全層釣法・全遊動では道糸や穂先でアタリを判断します。
慣れないうちは戸惑うかもしれませんが、道糸や穂先でも魚の細かい反応を知ることができます。
得られる情報はウキ以上に多いかもしれません。
追記:その後、アタリのとり方について新たな記事を更新しました。
・【フカセ釣り・全層釣法】道糸でのアタリのとりかた・アワセのタイミング
・【フカセ釣り・全層釣法】穂先でのアタリのとりかた・アワセのタイミング
道糸でアタリをとる
穂先から海面まで垂らした道糸でアタリをとります。
この写真のように、垂らした道糸は「ノの字」や「しの時」になるようにしておきます。
垂らした道糸がスーッと伸び切ったらアワセます。「スーッ」「スッ」「シュッ」など明らかに確信を持てる動きをすることが多いです。
道糸が伸び切って張るのではなく、ピクッと振動するなど通常と異なる動きをする時があります。
そのタイミングでアワセると素針を引くかもしれません。じっくり待って、垂らした道糸が伸び切ったタイミングでアワセるとよいと思います。
待っていも本アタリがない場合は、竿先で聞いてみるか、誘いを入れてみます。
穂先でアタリをとる
穂先でアタリをとる時は、道糸と穂先に角度がつくように構えます。
穂先でアワセるタイミングは、竿先が大きく曲がったタイミングでアワセるとよいと思います。
穂先が細かく反応する時は、前アタリの段階です。まだアワセずに様子をみます。
待っても竿先に大きくノッてこない場合は、竿先で聞いてみるか、軽く誘いをいれてみます。
以下URLの動画に曲げこまれる穂先の様子が写っています。
・黒鯛PEフカセ・ザ・バイブル 香港編[遠投釣法で開拓する大注目の渚釣り] - YouTube12:21~
・【釣り百景】#135 日本屈指のチヌの海・瀬戸内海 のっこみ走りのクロダイを狙う! - YouTube18:11~
・https://www.youtube.com/watch?v=svdtINAmwIU&feature=youtu.be5:00~
道糸の走りでアタリをとる場合も、穂先の曲がりでアタリをとる場合も、ラインブレイクを防ぐためにドラグは緩めに設定しておいたほうがよいと思います。