直結かサルカンか
道糸とハリスを直結するか、サルカンを利用するか、二つのやり方があります。私は以前は直結でしたが、今ではサルカンを利用しています。
強度に関しては直結、サルカンともに申し分ありません。ちゃんと結びさえすれば、チヌとのガチンコ勝負でのブチ切られはありえません。
チヌ釣りを想定し、直結、サルカンそれぞれのメリットを紹介したいと思います。
直結のメリット
完全フカセには有利かも
サルカンにも重さはあります。
ノーガンの完全フカセなど極力軽い仕掛けを使って、ゆっくりゆっくりと仕掛けを落としたい場合は直結したほうが良いかもしれません。
やはり、サルカンなしのときと比べるとサシエの沈下がほんのわずかに速くなるはずです。
ただ、これはチヌ釣りではあんまり気にするほどのことはないかもしれません。
私の場合はジンタン7号相当のサルカンを用いていますが、重さがあるといっても所詮は−G7程度ですから、私はそこまでシビアに考えていません。
どうしても気になるなら、もっと軽い極小サルカンもあるので、そちらを使う手もあります。
サルカンのメリット
PEラインを結べる
道糸にPEラインを使っている場合は、ハリスとの直結はむずかしいです。 PEラインはサルカンにトリプルクリンチノットで結べば、解けることはなく、利用が容易になります。
仕掛けの交換が簡単/ウキゴムがズレない
私はこのようにサルカンをウキゴムに埋め込んでいます。
ウキ交換をする際にハリスが短くならずに済みます。
また、サルカンなしの直結時は、ウキゴム(からまん棒)が少しずつ下がってくることがあると思います。
サルカンがストッパーとなって、それが絶対生じないのも地味にうれしいです。
まとめ
正直、サルカンを使っても使わなくてもどっちでも良いと思います。
ものすごく大きな違いはありません。
私は道糸にPEラインを使い出したのをきっかけに、直結からサルカンに変更しました。しかし、サルカンの有無で大きく釣りが変わることはありませんでした。