全層釣法の仕掛けを一緒に作ろう
私の一番最初の記事がチヌのフカセ釣り「全層釣法」「全遊動釣法」仕掛けの紹介でした。
内容に不足を感じたので、今回は追加ということで、写真を添えて一つずつ順を追って解説しようと思います。
仕掛けは人それぞれ異なるので、一例ということで紹介します。
チヌ(黒鯛)が対象の仕掛けです。
道糸側の仕掛け
まずは道糸をウキに通します。
次に潮受ウキゴムに通し、サルカンとトリプルクリンチノット(道糸への巻き付け回数は7回)で結びます。
そして、ウキゴム(Mサイズ)にサルカン(−G7)を半分埋め込みます。
サルカンより上、つまり道糸側の仕掛けはこれで完成です。
ハリス側の仕掛け
今度はサルカンより下に進みます。
サルカンにハリスをダブルクリンチノットで結びます。ハリスは5mとります。
そしてサルカンすぐ下に状況に応じてジンタンを打ちます。
この場所に打つジンタンは落としナマリと呼ばれます。
次に針を結びます。私は外掛け結びを用いています。
針上20〜50cmあたりにも、必要に応じてジンタンを打ちます。これは口ナマリと呼ばれます。
ハリス側の仕掛けはこれで完成です。
仕掛けの全体図
あとは釣りをするなかで、ウキの号数を変えたり、ジンタンをつけたり外したりといろいろと調整していきます。
ジンタンの打ち方もいろいろあり、ハリスの真ん中に打つこともあります。
自分の感覚に合うように、仕掛けをアレンジしてみて下さい。