久しぶりにこの記事を大幅にリライトしました。【2023/2/4】
チヌ釣りは遠投が有効 遠投は何mから?
マキエと仕掛けを30〜40m以上投げていれば、遠投の部類に入ると思います。
遠浅なフィールドでなければ、30mも50mも釣果はあまり変わらないというのが実感です。
無理して50mも遠投しなくてよいのです。けれど、10m先しか釣らない人と比べると釣果に差が出ます。
一方で、遠投よりも近距離を釣ることが有効な場合もあります。そのことについてはこちらで触れています。
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遠投によるメリット
警戒心の減少
魚の警戒心が緩みやすいようです。つまり、口を使いやすくなります。
集魚効果を最大限に発揮させる
手前10mにマキエを撒いても、マキエの拡散による集魚効果は最大限に引き出せないでしょう。
それに対して30mとか50m先にマキエを撒いた場合、より広範囲からチヌを寄せることができると思われます。
フグなどエサ取りを簡単にかわせる
エサ取りはやはり手前ほど多いです。
遠投するだけでエサ取りの被害を大幅に減らせます。これは間違いありません。
遠投を可能にする道具
円錐ウキ
カン付ウキや棒ウキでは遠投ができません。
円錐ウキは本当によく飛び、トラブルの少ないウキです。
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ウキの重量
仕掛けはウキの重さで飛んでいきます。ガン玉の重さで飛ぶわけではありません。
むしろ1号のオモリ(3.75g)などをつけると飛距離が落ち、仕掛けが絡まりやすくなります。
チヌ竿の0号や06号の場合は19g前半のウキがおすすめです。50〜60mは飛びます。
竿の号数
磯竿の2〜3号では遠投は難しくなります。
竿は適度に柔らかい方が実は飛距離が出ます。硬い竿はあまり曲がらないので竿全体の反発を使って仕掛けを飛ばすことができません。
チヌ竿であれば、0号、06号あたりが遠投に向くと思います。
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道糸の号数、種類
道糸は細い方がよく飛びます。
チヌ釣りであれば、ナイロンラインならば1.5号、PEラインならば0.8号あれば十分なようです。
おすすめはPEラインです。これは本当によく飛びます。PEは強度も高く、ライン全体の滑りも良く、糸癖もつかないのでおすすめです。
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